私が大学に入り大学を卒業できなかったことまでを書いていきます。
元々、私には勉強しかなく自ら進研ゼミや塾に行って勉強してるような人間でした。別に勉強が好きということではありません。最初は好きでやっていましたが結果が出ずだんだん好きでなくなりました。嫌いでもありませんが。ではなぜ勉強をし続けてるかと言うとそれしかできないからです。他に興味があることも特段できることもありません。歌が上手かったら歌手に、運動神経がよかったらスポーツ選手になっていたかもしれません。しかし、何もできることがなく唯一長続きするのが勉強だったという消去法的に残存したものです。
中学に入り必然と進学校に行こうとしましたがいくら勉強しても駄目でした。これでは塾に行ってても仕方がないと自分だけでやりだしました。下の上の高校にしか行けませんでした。
高校は大学より専門学校や就職のほうが人数が多いようなところでしたが勉強をしてもしても成績が落ち続け大学受験には失敗しました。
大学院に行くつもりで大学受験したので学士にもなれないのでは元も子もないので1浪しました。
駄目でした。
数学がやりたかったのですが行ける理学部はなく仕方なく地方の工学部に行きました。
大学ではやはり勉強しかなかったので毎日土日も図書館にいるという生活をしていました。B1で単位をなんとか取るという手応えに次年度以降の危機感を覚えました。
このままではまずいとアルバイトを辞め高校時代の四当五落以上の生活に。
B3を2回やることになりましたがこの時、もう睡眠時間が1時間とか2時間になっていてこれをもう1年やることは無理だと判断しほぼ会うことのない担当の教授に相談しました。当然ですが単位を取るしかないので教授にはどうすることもできないという回答でした。
元々、大学院に行くつもりでいたので悩みました。学士すらなれないのかと。
しかし、どう考えても卒業なんかできる状況ではないし体も持たないことが明白でした。
卒業を諦めました。
涙が止まりませんでした。
そして朝、起き上がれなくなりました。
3か月くらいトイレに行くためとご飯を食べるために数時間だけ起き上がったらすぐ座り込み横になって気付いたら次の日の夕方という生活が続きました。この時の記憶があまりありません。記憶に残ることもないような生活をしてたので当然なのですが。3か月だったか2か月だったか4か月だったか期間についても曖昧です。
今思うと体が勝手に睡眠時間を回収しようとしたのかもしれません。大学を卒業できないショックとかそれに伴い全てを失ったということもあったかもしれません。
現状、大学を出たいです。しかし、入る方法も出る方法も分かりません。
現在は労働しながら勉強をし続けています。
中学くらいで薄々思っていましたが後に私は自閉スペクトラム症(グレーゾーン)と分かりました。勉強だけでなく仕事もできないので何年か病院を渡り歩きました。これがどれだけ影響しているのか分かりませんが。たしかに学習スピードの遅れを実感します。